
※この記事は私自身が2022年6月に執筆したメルマガを転載したものです。もうネットに上がっているので、公開します。
こんにちは。ライブ配信研修担当の柿沼穂乃香です。
さて、沖縄・奄美に次いで、関東甲信が梅雨入りしました。
気象庁が梅雨入りを発表する目的の一つが「防災」。
大雨による災害が発生しやすいため、注意喚起を
しているのです。
最新の天気や川の状況の把握には、ライブカメラ
(定点カメラ)が提供するリアルタイムの映像が役立ちます。
例えば国土交通省や海上保安庁の公式HPでは、
各地のタイムリーな情報を、動画(または5〜10分
毎に更新される画像)で確認することができます。
他にも民間のニュースアプリ、YouTube、ツイッターなど、
様々な媒体が映像を提供しています。
また防災以外の活用例として。
亀戸のお弁当屋「キッチン DIVE」をご存知でしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=W1bmdXztfxE
店内の様子を固定カメラで24時間YouTube配信しており、
視聴者は客の様子・月間の売上・来店数などの確認が可能です。
視聴者同士のコミュニケーションも活発で、「おはよう」
から始まり日々の出来事や悩み相談が
コメント欄に溢れています。
ライブコンテンツが一つのコミュニティとして機能しており、
固定ファンの獲得にも成功しているのです。
このユニークな試みはテレビやSNSで話題になり、
知名度も向上。売上も配信前より約5%上がったそうです。
定点カメラの魅力は「見ているだけで楽しい」ことです。
ある一点の映像をひたすら流すことは、海や山を眺めるのと
同じで飽きない要素があります。
他にも
・何が起こるかわからないワクワク感
・普段見られない貴重なシーンを覗いているスリル
・物理的な障壁無く色々な空間に行ける楽しさ
など、様々な魅力があり、ビジネスにも活用できます。
例えば下記のコンテンツはいかがでしょうか。
・一般公開していない現場の作業風景
・24時間稼働する工場の様子
・人が立ち入れない危険な場所
・なかなか見られない珍しい動物の生態
定点カメラでファンを増やし、ライブコマース(商品取引を
目的としたライブ配信)に誘導するのも面白そうですね。
私の研修では、ライブ配信をビジネスで活用するノウハウを
お伝えしてまいります。
「ライブ配信コンテンツについて学んだよ!」というだけで、
事業者皆様の話題・ネタにもなるかと思います。
是非ご参加ください。